りおふくは閉店されたため、現在は営業していません。
わが家では、娘が生後100日を迎えたときに釧路の「りをふく」でお食い初めをやりました。
地元民の夫に「お食い初めができるお店といえばどこ?」と尋ねたところ、りをふくの名前が出たので予約したという経緯です。
「釧路 お食い初め」で検索すると「りをふく」が上位に表示されますが、実は他のお店でも対応可能なところはあります。
最近だと宅配サービスを利用して自宅で行う方法もありますし、ストレスなく行える方法を選ぶのが一番ですね。
この記事では、
- 釧路でお食い初めを行うことができるお店
- わが家がりをふくでお食い初めを行った時の料理内容、かかった費用
などについてまとめています。
釧路に住んでいて、「どこかお店でお食い初めをやりたい」と考えている方の参考になれば幸いです。
\お食い初めの宅配サービス/
釧路でお食い初めができるお店リスト
釧路でお食い初めができる(お祝い膳を作ってくれる)お店をいくつかまとめました。
昼も夜も営業しているお店
昼間の時間帯も営業しているお店は下記のとおり。
(店名部分のリンクをタップ、またはクリックすると公式サイトが開きます。)
店名 | 価格帯 | 個室の有無 |
駒形家 | 鯛付きお祝い膳 5500円(税込) | 〇 |
四季の味わい 醍醐 | 時期による ※鯛の入荷価格による | 〇 |
八千代 本店 六園荘 | 鯛の大きさによる ・小…合計3000円位~ ・大…1kg超えなら合計9000円位 | 〇 |
釧路ふく亭 櫂梯楼 芦野店 ※ふく亭 本店では対応不可 | 要確認
※お膳の内容は、煮物×2、赤飯、石 | 〇 半個室 |
赤ちゃんがいるので、昼間のうちに行いたい方も多いですよね。
夜のみ営業しているお店
夜なら、営業開始直後など早めの時間帯がおすすめです。
店名 | 価格帯 | 個室の有無 |
りをふく | お祝い膳は3,000円くらい~ | 〇 個室・半個室 |
ちなみに「ホテルのレストランならお食い初めに対応してくれるところが多いかな」と思って問い合わせてみたのですが、意外と対応していないみたいですね。
私は、釧路センチュリーキャッスルホテルさんに問い合わせをしたのですが、お祝い膳はないとのことでした(2017年時点)。
お店でお食い初めを行うときの注意点
お店でお食い初めをする場合は、必ず事前予約をしましょう。
予約なし(または直前の予約)だと対応してもらえない可能性が高いです。
今回、記事作成にあたって問い合わせたお店の全てが「要予約」でした。
なかにはお祝い膳に使う鯛の仕入れに3~4日かかるお店もあります。
日程が決まったらできるだけ早めに予約をしましょう。
お店よりも家でやりたい方は宅配サービスなどを利用するのも有り
(引用:お祝い膳.com)
「どうしても自宅でお食い初めをしたい、だけどあまり手間をかけずにやりたい」
という方は、お食い初めセットの宅配サービスを利用するのも選択肢のひとつです。
自宅だとなにかと安心できますし、泣き声に気を遣わなくて済みますよね。
私の場合は、下記のような理由からお店でのお食い初めを選びました。
- お食い初めの宅配サービスがあることを知らなかった
- 家が狭い
ちょっとお金はかかりますが、特別感がありましたね。
でも半個室のお席だったので、泣き声にはかなり気を遣いました。
気兼ねなく行いたい方は、自宅で行うのが一番楽だと思います。
最近だと、必要なものがセットになったお祝い膳を届けてくれるサービスもあるので便利です。
わが家がお食い初めを行ったのは末広館にある「りをふく」というお店
わが家がお食い初めの場所に選んだのは、末広館にある「りをふく」というお店。
りをふくには2階フロアと3階フロアがあります。
お食い初めで予約をした時は、2階フロアの席でした。
半個室みたいなスペースのイス席にハイローチェアを置いて、食事をする感じです。
隣とはパーティションみたいなもので仕切られているだけなので、話し声とかはまあまあ聞こえます。
ちなみに、別日に3階を利用させていただいたことがありますが、3階は結構広めの完全個室です。
10人くらいの宴会とかにちょうどいい感じでしたね。
全体的なイメージとしては、2階フロアの方が新しい雰囲気、3階は古風な感じです。
りをふくでお食い初めをした時にかかった費用
お食い初めの費用は家族4人(赤ちゃん1人・大人3人)で、20,000円ほどかかりました。
内訳は下記のとおり。
- 大人1人分の料理が5,000円程度×3人分(15,000円)
- お祝い膳が3,000円ほど
- 飲み物代
大人の料理は好きなものを選べるので、もう少し費用を抑えられたかもしれません。
たしか会席料理・海鮮・しゃぶしゃぶから選ぶことができたと思います(うろ覚えですみません…)。
お食い初めにあたって用意したもの
- 祝い箸
- 歯固めの石
わが家では、お食い初めの前に釧路の厳島神社へお宮参りに行きました。
お宮参りの際に、祝い箸と歯固めの石をもらっていたので、せっかくなので持参することに。
ちなみに神社などでもらった石は、使用後にもらったところへ返すのが一般的です。
お食い初めの服装
お店でお食い初めを行う場合、正装が好ましいとされています。
わが家では身内だけ行ったこともあり、そういう堅苦しいのは気にせず普段着で行いました。
おしゃれな服を着せると、正直オムツ替えが大変です。
記念写真だけ先に撮って普段着に着替えてからお食い初めをするという方法もありますし、下記のような袴デザインのロンパースを着せてみるのも良いと思います。
りをふくのお祝い膳 料理内容
テーブルの上がちょっと散らかってますが、りをふくの祝い膳はこんな感じでした。
お食い初めの祝い膳は一汁三菜が基本です。
- 魚(尾頭つきの鯛など)…“めでたい(鯛)”という言葉からくる縁起物
- 吸い物…吸う力が強くなるように。二枚貝を使うことで、“ぴったり合う伴侶が見つかるように”という意味も
- 煮物…レンコンは“先を見通せるように”、里芋は子芋がたくさん出来るということから“子だくさん”という願いが
- 香の物
- 赤飯…赤は祝いの色で、魔除けの力があるとされている
“シワが出来るくらい長生きするように”との意味で、梅干しを添えたりもします。
りをふくで出てきた祝い膳は、ミッキーの食器に入っていて可愛かったです。
祝い膳は、儀式を終えた後に家族でおいしくいただきました。
大人向けの料理は、予約時に会席料理を選択していました。
お品書きはこちら。
食べるのに夢中で料理の写真は撮り忘れました(^^;)
お食い初めのやり方・順番について
参考までに、お食い初めのやり方や順番について記載しておきます。
お食い初めとは『百日祝い』とも呼ばれていて、“子どもが一生食べることに困らないように”という願いを込め、食べ物を食べさせる真似をする儀式のこと。
基本的には“養い親”と呼ばれる、同性の年長者がお食い初めを行います。
これは、長寿にあやかるという意味が込められていて、女の子なら女性の年長者、男の子なら男性の年長者です。
やり方は、“ご飯→汁物→ご飯→魚、煮物→ご飯”の順番を3回繰り返します。この時、“ひとつぶなめ”といって、米粒を一粒だけ食べさせることもあります。
最後に歯固めの儀式です。箸で歯固めの石にふれてから、その箸を赤ちゃんの歯茎に軽くあてます。
“石のように丈夫な歯がはえますように”と願いながら行いましょう。
一通りの儀式が終わったら、お祝い膳は大人たちでありがたく頂きます。
「りをふく」でお食い初めをやってみた様子・感想
りをふくで夜にお食い初めを行ったのですが、赤ちゃんがいることに配慮していただき、開店時間を早めてもらえました。
融通を利かせていただき、ありがたかったです。
うちの娘は不思議そうに食べ物を見たり、見慣れない場所にキョロキョロ。
ひととおりの儀式を終え、米粒を一粒だけ食べさせてみたのですが…ものすごく嫌そうな顔をして吐き出しました(笑)
りをふくはとても良いお店で、店員さんの接客も親切です。
素敵な時間を過ごすことができ、りをふくにして良かったなと思いました。
※当記事の内容は記事執筆時点(2017年6月)の情報です。
2024年2月現在、「りをふく」は閉店しております。
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