【完全版】釧路～札幌を安く移動する方法まとめ！交通手段ごとに料金・所要時間・行き方などを解説

 

釧路～札幌間のおすすめの移動方法は、下記のとおり。

 

ただし冬の期間は例外で、できれば公共交通機関を利用しましょう。

北海道民ならわかると思いますが、冬はできれば運転したくない季節です。

吹雪で視界不良になったり、スリップしたり、十分気を付けていたとしても、もらい事故にあう可能性もあります。

 

このページでは、釧路～札幌間の移動手段を種類別に紹介し、なかでも

• 最安料金で移動できる方法
• 最短時間で移動できる方法

をまとめています。

 

釧路～札幌間を移動する方法まとめ(所要時間・料金)

まず、釧路～札幌間を移動する手段としては、4つの方法があります。

 

片道移動するのにかかる時間・料金をざっくりとまとめてみました。

	所要時間	片道料金(概算)
飛行機	約45～50分	7,000円～
JR(スーパーおおぞら)	約4時間～4時間30分	8,850円～
高速バス	約5時間10分～	5,600円～
自家用車 レンタカー	約4時間～ ※「道東自動車道」経由	・燃料代 ・高速料金：5,900円(阿寒IC～札幌北IC) ・レンタカー代：1日8,000円～

※2019年9月現在の情報なので、10月以降は料金が変わる可能性あり

 

釧路～札幌間を最短時間で移動するなら飛行機、最安で移動するなら高速バス

まず、釧路～札幌間を最短時間で移動するなら飛行機一択です。

釧路～釧路空港間の移動時間や、乗り換え時間を考慮しても2時間以内には目的地に到着します。

 

釧路～札幌間を最安で移動する方法については、単身なのか家族連れなのかで異なります。

燃料代は車によって異なりますが、片道5,000円ほどと考えると、自家用車なら2万円ちょっとで往復できることになります。

車の最大のデメリットは、運転時間が長いところですね。

運転面のデメリットをクリアできるなら、迷わず車を選びましょう（ただし冬は例外）。

 

1泊以上滞在する方は、宿泊プランのセットがお得

1泊以上の滞在を考えているなら、「往復のチケット+宿泊プラン」がセットになったパック予約がお得です。

パック予約を利用すると、交通機関のチケットと宿泊の予約を個別にとるよりも、合計金額が安く済むことが多いです。

 

• 飛行機の往復チケット + 宿泊
• JRの往復チケット+ 宿泊

など、利用する交通機関にあわせて色々な組み合わせがあります。

 

大手宿泊予約サイト「じゃらん」では、パック料金を一括検索できるのでぜひ活用してみてくださいね。

じゃらんでお得なパックを探す ⇒

 

釧路～札幌間を最短時間で移動するなら「飛行機」

 

釧路～札幌間をできるだけ早く移動するなら、飛行機一択です。

釧路～札幌間を結ぶ飛行機には2種類あって、「新千歳空港発着」と「丘珠(おかだま)空港発着」があります。

利用する航空会社によって異なるので注意しましょう。

（ANAとJALは発着場所が違うだけで、料金や所要時間にそこまで大きな差はありません。）

 

 

搭乗料金は、利用時期や各種割引によって大きく変動します。

繁忙期真っ只中だと、片道20,000円を軽く超えることもありますね。

当たり前ですが、早めに予約すると早期割引が適用されるので、グンと安くなります。

 

 

釧路駅～釧路空港までの移動方法・所要時間・料金

釧路駅から釧路空港までは結構距離があります（約20km、車で30分ほど）。

徒歩での移動は無理なので、

• バス
• 車（タクシー）

のどちらかです。

 

バスを利用するなら、国内線の発着時間に連結している「空港連絡バス」が便利です。

 

もうひとつ連絡バスとは別に、釧路～阿寒間の路線バス（釧路空港を経由）もあります。

 

詳しくは阿寒バスの公式サイトをご覧ください。

参考：空港連絡バス | 阿寒バス株式会社

 

ちなみに、自家用車の場合、釧路空港の駐車場は有料になっていますのでご注意ください。

参考：釧路空港駐車場について

 

新千歳空港～札幌駅までの移動方法・所要時間・料金

新千歳空港～札幌間を移動する方法は、主に4種類。

• JR（快速エアポート）
• バス（中央バス、北都バス）
• 車
• タクシー

（※新千歳空港～札幌間は、高速道路を使って車で約50分ほどの距離。）

 

交通手段については、早さで選ぶならJR（快速エアポート）、往復料金が安いのはバス（中央バス、北都バス）です。

車（レンタカーを借りる）、タクシーは料金的には割高になります。

 

一番早く着くのはJRの「快速エアポート」

一般的に利用されているのは「快速エアポート」と呼ばれる、新千歳空港～札幌間を結ぶ電車です。

 

2019年現在は1時間に4本のペースで走行していますが、観光客増加の影響で2020年には1時間に5本に増便する計画が持ち上がっています。

さらに、朝と夜の時間限定で2駅（新札幌駅と南千歳駅）だけ停車する特別快速「エアポート」の導入も検討しているとのこと。

参考資料：快速「エアポート」の輸送力増強策の概要について

 

快速「エアポート」の詳細については、JR北海道の公式サイトをご覧ください。

参考：新千歳空港→札幌　快速エアポート｜JR北海道

 

往復料金が一番安いのは空港連絡バス(往復2,100円)

新千歳空港～札幌中心部間を往復する空港連絡バスには、下記の2種類があります。

• 中央バス
• 北都交通

 

料金は中央バスも北都交通も同じで、乗車券は共通で利用できます。

 

丘珠空港～札幌駅までの移動方法・所要時間・料金

丘珠空港～札幌駅までの移動手段は下記の3つ。

• バス
• 地下鉄
• タクシー(車)

 

地下鉄を利用する場合は、最寄り駅の東豊線 栄町駅まで少し歩くことになります。

徒歩だと15分～20分ほどです。

 

丘珠空港～札幌駅を移動する方法①　地下鉄

札幌丘珠空港から一番近い地下鉄駅は、東豊線栄町駅です。

少し遠くなりますが、南北線麻生駅からも地下鉄に乗ることができます。

 

乗り場	降り場	所要時間	片道料金
東豊線 栄町駅	東豊線 さっぽろ駅	約11分	大人250円
南北線 麻生駅	南北線 さっぽろ駅	約9分	大人250円

（参考：札幌市交通局）

上記の料金は2019年9月現在のものです。2019年10月からは消費税増税のため、運賃も値上げされます。

 

丘珠空港～札幌駅を移動する方法②　バス(空港連絡バス・路線バス)

バスは2種類あり、それぞれ乗り場と料金が異なります。

バスの種類	乗り場	降り場	所要時間	片道料金
空港連絡バス (北都交通)	札幌丘珠空港	札幌駅前	30分	500円
路線バス (中央バス)	地下鉄東豊線 栄町駅	札幌駅前	5分	210円
	地下鉄南北線 麻生駅	札幌駅前	15分	210円

 

 

バスの詳細は下記のページをご覧ください。

参考：北都交通
参考：中央バス

 

丘珠空港～札幌駅を移動する方法③　タクシー(車)

タクシー代金の目安は下記のようになっています。

	所要時間	料金(概算)
丘珠空港～札幌駅	約20分	2,700円
丘珠空港～栄町駅	約5分	800円
丘珠空港～麻生駅	約10分	1,600円

（参考：アクセス | 札幌丘珠空港）

 

JR「スーパーおおぞら」は乗り換えなしでアクセス抜群(札幌駅・釧路駅に着く)

図（釧路駅⇒　相互やじるし　⇒札幌。乗り換えなし！みたいなキャッチコピー）

乗り換えなしでアクセス抜群なのはJRの「スーパーおおぞら」です。

「スーパーおおぞら」は、釧路～札幌間を結ぶ列車の愛称。

料金も飛行機に比べれば安いので、釧路～札幌間を移動するときによく利用される交通手段です。

本数は、上り・下りともに1日6本。

 

スーパーおおぞらの料金や出発時刻などは、「JR北海道の時刻・運賃検索」を利用すると簡単に検索できます。

 

釧路～札幌間のJR「スーパーおおぞら」　通常料金

釧路～札幌間のスーパーおおぞらの料金は、下記のような仕組みになっています。

ですので、選ぶ席（自由席・指定席・グリーン車）によって料金が変わります。

 

	運賃	席の料金	片道の合計料金
自由席の場合	9月まで　6,260円 (10月～は6,820円)	2,590円 (10月～は不明)	9月まで 8,850円
指定席の場合		3,110円 (10月～は3,170円)	9月まで 9,370円
グリーン車の場合		6,700円 (10月～は不明)	9月まで 12,960円

 

一番安いのは自由席ですが、少しお金を払ってでも指定席をとることをおすすめします。

というのも、自由席を取ってしまうと最悪、座れないケースもあるからです。

釧路～札幌間は4時間～4時間半ほどかかるため、立ちっぱなしは肉体的にも精神的にもキツすぎます。

例えば、自由席の切符を買って、空いている時間帯の列車を選んだとしても、トラブルなどで前の便が運休になる可能性もあります。

運休した便に乗れなかった方は、次の便の自由席に振り替える可能性が高いですよね。

そうなったら、座れない可能性大です…。

北海道民ならわかると思いますが、JRはとにかく列車の運休・遅れが多いです。

冬は特に。吹雪で運休とかそんなにめずらしいことではありません。

料金も500円ほどしか差がないですし、万が一のことを考えると指定席をとっておいた方が安心です。

 

スーパーおおぞら　乗車切符のお得な買い方

通常は、駅にある「みどりの窓口」などで対面購入できますが、ネットなどで購入するとお得な割引が受けられます。

• えきねっとで販売されている「えきねっとトクだ値」や期間限定の「お先にトクだ値」を購入する
• 乗車券往復割引きっぷを購入する（特急券は別購入）
• 学生割引

 

詳しい購入方法は、下記の記事でまとめる予定です。

 

釧路～札幌間を最安で移動するなら高速バス・夜行バス

釧路～札幌間を走るバスには2種類あります。

• 都市間バス　スターライト釧路号（くしろバス株式会社）
• 釧路特急ニュースター号（北海道バス株式会社）

 

料金や所要時間、本数は下記のとおり。

（※バス名のリンクをタップ、またはクリックすると公式サイトが開きます。）

バス名	所要時間	料金	本数
スターライト釧路号	約5時間10分～	片道5,770円 往復10,490円 ※学割あり	上り・下りともに 5本
釧路特急ニュースター号	約5時間25分～	片道5,600円 往復10,100円 ※学割あり	上り・下りともに 5本

※2019年9月時点の料金

 

バス乗車券の予約・購入方法については、下記の記事で詳しくまとめています。

 

 

家族連れ・複数人なら車（自家用車・レンタカー）が安い

釧路駅～札幌間を複数人で移動するなら、自家用車を利用すると安く済みます。

高速（道東自動車道）を利用する場合は、阿寒IC～札幌北ICで5,900円（2019年9月時点）。

それに燃料代（車による）、レンタカーを利用する場合は、別途レンタカー代も上乗せされます。

わが家で釧路～札幌を移動した時にかかった燃料代は8,000円くらいでした。

 

高速料金は、NEXCO東日本が運営する「ドラぷら」にて検索できます。

高速ではETCを利用していれば、

• ドラ割（対象エリアが定額で走り放題）
• ETC各種割引
• ETCマイレージサービス（ポイントが貯まる）

などが受けられます（事前登録が必要なものもあり）。

 

少しでも料金を抑えたい方、高速をよく利用する方はETCカードを持っておいて損はないです。

イオンカード公式サイトで詳しく見る ⇒

 

釧路駅～札幌駅までは、Googleマップによると約4 時間ちょっと（道東自動車道を経由）。

休憩をはさむと5時間弱くらいでしょうか。

 

小さなお子様がいる場合は、自家用車ならまわりに気を遣う心配もなく気楽ですね(^^)

 

【まとめ】釧路～札幌間を移動する方法｜個人的には車が一番気楽

釧路～札幌間を移動する4つの方法をまとめました。

わが家には小さな子どもがいるので、現状では車移動が一番です。

ただ、子どもが産まれる前はJRを年に1回以上利用していました。

正直なことを言うと、やっぱりJRの4時間は長いです。

「移動時間の短い飛行機に乗りいけど、料金が高いので結局JRで我慢…」という感じでした。

 

ただ、子ども連れで公共交通機関を利用しなければいけない状況になったら、料金が高くても迷わず飛行機を選びます。最短時間で着くので。